免震住宅
免震構造とは耐震構造に比べて激しい横揺れが1/3~1/10になります。
頑丈で強い耐震の建物は地面に対してしっかり固定されているため
地震には強いけれども激しい揺れを感じる現実があります。
地震の映像や体験談などからも家の中の家具などが大きく動いた。
たんすが転倒するなどの被害も多く聞かれるところです。
照明の落下やドアの変形、サッシが壊れる。
設備配管が破損したり建物に亀裂が生じることもあります。
免震建築は地面の上に免震装置があり、
その上に建物が載るようなイメージです。
地震のときは免震装置が地震の揺れを軽減して、
建物に地震が伝わりにくくなります。
免震構造はゆれ自体を軽減するため、
家の内部が揺れにくいというメリットがあります。
デメリットは構造に対してのコストアップになります。
基礎の下には積層ゴムで出来たアイソレータという
地震のときに建物をゆっくり移動させる装置を使います。
他にはすべり支床や転がり支床、ダンパーなどをつかって
建物をゆっくり移動させる装置を使う方法があります。